初めまして。私は大学三年生21歳です。
高校の数学教師になるための勉強をしています。
採用試験は来年の夏。それまではひたすら勉強の毎日です。
この度、この記事の依頼を頂き書くことにしました。
現在はFXトレーダーとして生活費を稼ぎながら、大学に通っています。
月額35万程度です。それ以上でも稼げると思いますが、あまり生活に影響しないようセーブしながら取引しています。
大学生で授業やサークル活動、ゼミなどで忙しく思うように稼げなくて困っている人の参考になればと思い書きました。ぜひ読んでください。
Twitterで見つけたFX自動売買
僕は俗にいう苦学生で、学費は奨学金で賄い、生活費や家賃は自分で稼いでいます。
父親が幼少期に他界し、母子家庭で育ちました。
生活が苦しかったかというとそう感じたことはないですが、大学に進学して親元を離れて生活することになって、自分一人だけで生活するのにこんなに費用が掛かるのかと面を食らったことを覚えています。
大学の講義以外はバイトに明け暮れ、テニスサークルに入っていましたが参加する時間もなかなか少なくなり、辞めはしていませんが幽霊部員となっています。
生活費が足りなくても母親に相談するのも躊躇してしまい、猛烈アルバイターとしての生活が1年半は続きました。睡眠時間は平均5時間程度だったかと思います。
周りの大学生と自分の生活の差を感じて、劣等感に苦しんだこともありました。
でも、両親を恨むわけにいきませんし、自分が頑張るしかないのだと言い聞かせる毎日でした。
そんな状況の中、夜中に暇つぶしで見ていたTwitterでタイムラインに流れてきたのが『FX自動売買で月額100万円!』みたいな内容のツイートだったかと思います。
多忙に多忙を重ねて疲れ切っていた僕にとって、「自動」という言葉は麻薬のように感じられ、
『自動なら・・・!』
とすぐに飛びついてDMしてしまいました。
詐欺でもいいから、どんなものなのか見てみたいという興味本位で飛びついていました。
FX自動売買は一ヶ月で破綻。そこから裁量を開始
DMした彼が紹介してくれた自動売買はドル円専用のシステムで、生活費として使わずに貯めてきたなけなしの10万円を投入することにしました。
全く経済も知らず、チャートの読み方も知らず、為替のシステムも知らないようなど素人の状態で、もちろんその自動売買システムがどのようなロジックで動いているのか分かるはずもなく。
今から振り返るとバカ過ぎるだろと思いますが、その当時は藁をも掴む思いで祈るように毎日チャートにかじりついていました。読み方も分からないのに(笑)
そしてたった一ヶ月で運命の日がやってくることになるとは。。。
持っていたポジションとは逆方向にレートが跳ね、一週間は含み損に耐えていましたが、最後はあっさりとゼロカすることになりました。
その時、自分の血の気が引いていくのを初めて感じました。
たった10万。されど10万。
単なる数字と化してしまった私の10万円は、0という数字に代わり、重く私にのしかかってきます。
月に10万円増やすつもりが、まさか10万円を失うことになるとは。
その月のバイト代が10万くらいだったので、ちょうどプラマイトントンになるわ。。。なんて思ったのを覚えています。
リスク管理できなかった自分の責任だと猛省し、その後もTwitterで情報収集を続け、Twitterで出会った友人から
「裁量をやってみたら?自動売買に挑戦するのはそれからでいいと思う」
とアドバイスを貰いました。
そこから僕の裁量への道は始まります。
もうお金はない。僕にはKindleしかなかった。
Twitterを見ていると、トレードを教えてもらうために多額のお金が必要だったり、ツールを買ったり、情報商材を買ったりとたくさんのお金がかかるように見えました。
なけなしの10万円を失ってしまい、生活もままならくなくなってきた今、僕にはもうFXに使える余分なお金はなく、勉強するとしても独学しか方法がありません。
僕は以前から契約しているKindle unlimitedをフル活用してFX関係書籍を読み漁り、オシレーターを使ったトレードを学ぶことに決めました。
幸い私は数学を勉強する身なので、オシレーターの数値の計算方法からその原理を理解することで、相場の動向がオシレーターにどのように反映されているのかイメージして、それをどうやってトレードに利用すればいいのか学んでいきました。
それは僕が数学を学んでいたからできたことかもしれませんが、何も原理がわからないインジケーターを見ていても感覚で使うには実際難しすぎるし、インジケーターの見た目だけでは理解できないことも計算式が理解できていれば見えてくることがあります。
Twitterにいる周りのトレーダーを見る限り計算式から理解しようという人はいなさそうでしたので、僕が早めに勝てるようになったのはこの計算式の理解から始めたことが大きいのではないかと思っています。
相場では大衆は勝てないということを実感した。
インジケーターを活用したトレードに慣れてきて、毎日ではないですが少しずつ資金が増えていくようになり、Twitterにもその様子を自慢するくらい余裕が出ました(笑)
嫌な奴だったかもしれませんが、当時FXをやっている友達が周りにいるわけでもなく誰にも言えなかったので、Twitterだけが居場所だったというか…俺の努力を見ろ!という感じでしたね。
初期は月収5万くらいだったのが、トレードが安定してから月収60万を超えるまでに時間はかかりませんでした。
幸い突っかかってくるようなアンチが出現することもなく(フォロワーが少なかったからだと思われますがw)逆にどうやったら勝てるか質問されるようになりました。
そこで気づいたのは、感覚でトレードしている人が想像以上に多いこと。
僕と同じインジケーターを使っていても「このくらいでロングでいいよね」みたいな感じで、感覚で判断している人が多い。チャートを見ているようで、大雑把にしか見ていない。僕とは違う世界を見てトレードしているようでびっくりしました。
僕は完全に数字で物事を考えるタイプなので、まぁこの程度かな?ではポジションを持つ決意ができません。
あぁこれが大衆か。
上から目線で申し訳ないですがリアルに感じてしまいました。
大衆心理から抜けられなければ勝てないと本で読みましたが、このように感覚でトレードしている人が飲み込まれるのが相場なのだとその時初めて感じました。
完全に理解しているという納得感が、損小利大を実現した(と思っている)
大衆が感覚でポジションを持っているということは、もし含み益が出ても
感覚で決済する
ということになりますよね。
ということは、プロスペクト理論にがっつりハマってしまうんじゃないかと思います。
プロスペクト理論とは
「プロスペクト理論(prospect theory)」は「人は損失を回避する傾向があり、状況によってその判断が変わる」という意思決定に関する理論です。プロスペクトとは「見込み、展望、期待」といった意味ですが、これは確率的な意味合いでの期待となっています。人は確率的に不確実な状況であっても、「見込み」で期待値を歪めてしまい、客観的な事実だけで合理的な意志決定できなくなるというのです。
SPROCKET
感覚でトレードすれば、損失を確定させることになる損切りは避けたくなるし、含み益が出れば少額でもいいから早く確定させたい。
それは感覚が根拠のトレードになっていればどうしても避けるのは難しいでしょう。
プロスペクト理論こそ、人間の感覚から引き起こされるのですから。
僕は元々数字で考えてトレードしていますから、ポジションを持つ根拠は数字だし、利確する根拠も数字です。そこには感覚も感情も介在しておらず、おそらく僕は大衆の中に入っていないんじゃないかと思います。
心がトレードに介在しないことで、損小利大が実現できていて、淡々と資金を積み上げることに繋がっているんじゃないかという結論に達しました。
大衆にならないという決意が大事
以上が僕がトレードに勝てていることについて、自己考察した内容です。
なぜ勝てるんですかとよく聞かれますが、聞かれた時にはこの内容を離すようにしています。
僕にDMしてくれる方々と僕のトレードの違いと言えば、そのあたりしか思いつかないからです。
全員に、数字で考えろ!計算式を勉強しろ!なんていうつもりは毛頭なく、大事なのは「大衆になってはいけない」と決意することだと思います。
そのためには、大衆がどのような心理でトレードしているのか理解し、まずはそれを避けることから始めるのはいかがでしょうか。
ぜひプロスペクト理論から勉強してみてください。

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